お金の勉強

2045年ぐらいに労働の半分がAI化する問題→予想してみた

「労働がAI化」のおすすめ度

①:参考程度に

②:消費者がロボットになる時代

70

コスパ

0

節約効果

70

生活お役立度

70

絶対的必要度

●資本主義におけるビジネス(世の中の)モデルの成立ち

資本主義における世の中は、消費者ありきです。消費者がいることで、企業は売上や利益を伸ばすことができます。

そこには、お金の流れが必ず存在します。消費者がお金を払うことで、企業に利益が生じて、その利益から、そこの社員に給料が支払われます。そして、もらった給料を他の企業に使うことで、世の中は回っていき、潤ってきます。

これは、変わりません。おそらく、この「資本主義(実力主義社会)」に存在する大きな格差はなくなりません。厳しい意見を言いますが、一部のお金持ち(企業経営者や投資家など)の利益のために、消費者は存在します。これは、資本主義社会の中で、覆りません。

必ず、強者と弱者は存在します。みんながお金を持っている状態などにはなりません。仮に、所得弱者全員の給料だけが、10年前より2倍になったとします。すると、所得弱者の生活水準は2倍に上がるのでしょうか?

いえ、そうはなりません。当然、食料品などの生活必需品の購買力が全体的に上昇するため、物価が上昇します。

ただ、10年前の所得弱者並みの所得額をもらっている人がいなくなり、平均の所得額が増えて、10年前所得平均もらっていた人が、相対的に、貧乏になっただけとなります。ある意味、平等となり、超絶貧乏な人が少なくなった一方で、大多数の人が平均以下になったということです。

資本主義社会の中では、必ず、強者と弱者が存在し、サービスや商品を購入する人の多くが、弱者であり、社会に必要な存在ということです。

これを踏まえて、AI化の予想モデルは2つあります。

★みんながもらえるベーシックインカム10万円+バイト代5万円

AI化が進む中で、労働者の半分はAIに変わってしまいます。現在小売り店の無人レジやホテルのロボット受付が導入されてきています。

このままいけば、新しく生まれる職場がある一方で、確実に労働の場は減っていきます。そうなったときの大きな問題が一つあります。

多くの労働者がお金を得る場所をなくしたことによる社会全体の消費の冷え込みです。労働者=消費者=需要を生み出す者になります。消費者つまり、労働者の給料が下がったら、消費が落ち込み、企業の利益やその社員の給料、儲かった利益から税金を徴収する政府がどんどん縮小してしまいます。これでは、未来が暗くしかなりません。

そこで、AI化により高給な職場を失った労働者を購買力の高い消費者に変えるために、「ベーシックインカム」を導入します。

「ベーシックインカム」とは、医療費補償込みで政府が税金から全国民1人1人に支給するお金のことです。ただ、その医療費を全部使ってしまえば、大きな病気にかかってしまった時に、自己責任というのがあります。

この「ベーシックインカム」の世界になると、毎月10万円もらえて、バイト代5~10万円を稼いで、合計15~20万円で毎月生活することになります。

年収に換算すると、180~240万円になり、低いですが、資本主義社会においては、消費者がいることが第一に大切なので、この未来は遅かれ早かれ来るでしょう。

一方で、今まで通り(以上に!?)、高給取りの労働者・経営者・投資家のお金持ちたちは、さらに、高給取りになるということです。近年、男女平等や雇用形態の違いによる給料の公平化(1人1人の事情に合わせて、援助をすること)がなされていますが、これからの世の中は、違うところでの差別化がおき、格差がさらに広がります。

★消費者はロボットになる時代

これは、もしかすると、もっと先の時代になるかもしれませんが、紹介しておきます。

消費者自体がロボットになるモデルです。資本主義はもとより、能力が高い人、お金を持っている人や地位が高い人が生活しやすいように設計されているため、厳しい意見を言うと、その下の人たちは、”どうでもよい”という考えが究極となります。

そうすると、消費者はロボットでもよくて、高度の人工知能を持ったロボットに働いてもらい、最低限の給料を払い、そのAIロボットに人間のように消費してもらうという仕組みです。こうなれば、消費者はいくらでも作れて、購買力が安定すると言えます。

それなら、ロボットに働いてもらって、人間は働かなくて良いじゃん。そのロボットが働いた分を人間が消費すれば良いという考え方もあります。ですが、そうはならないでしょう。

❶労働して消費もしてくれるAIロボットがいれば、政府も所得弱者に働いてもらって、消費をしてもらう必要もないのです。ロボットから税金を徴収すればよいからです。そうすると、所得弱者のために、ロボットを買い与えるよりも、ロボット自体が消費になってくれる方が合理的なんです。(ただ、道徳的に問題があるので、ロボットを1人1台持つ時代も来る可能性も十分にあります。)

❷労働者だって、仕事が好きという方も多いからです。誰かに喜んでもらったりすることが自分の喜びと感じる方もいます。

❸お金持ちの人たちがロボットに働いてもらわない理由は、ビジネスをする理由がお金を稼ぐためだけではないからです。もちろん、働きたくないという人もいると思いますが、企業経営者の多くが、ビジネスを楽しんでやっている方は多いです。自分の力で会社を成長させていく過程が面白いからです。

なので、AIロボットが人間のように高度に発達した世の中でも、ビジネスをやりたいという方はいるでしょう。

話がそれましたが、消費者はロボットでも世の中回ってくれます。むしろ、管理しやすく、安定したビジネス経営をすることができるでしょう。

●今すること

AIにできないことは、人の感情を深くくみ取って、サービスすることです。相手がいま何を考えているのか、相手の表情から気を使っているんじゃないかと、想像を掻き立てたりして、AIにはまだ難しいことを・人間ならではの感情表現および感情を読み取ることを鍛えていくことが大事です。

そのためには、いろいろな情報に触れるために、本を読んだり、感情がたくさん動く映画やドラマ・アニメなどたくさん感動し、自分の感情を動かし続けることです。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ゆう
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