結論まずここだけ読めば大丈夫です
- すぐ契約してよいか
- その場では契約しない。円に戻したときに受け取れる額と、途中で解約した場合の額を確認してから判断します。
- 比較が必要か
- 必要です。保障が必要かどうかと、運用が目的かどうかを分けて、それぞれ別の商品と比べます。
- 必要な人
- 外貨で受け取る・使う予定があり、為替で円換算額が減っても困らず、長期間解約しない人。
- 不要な人
- 元本が減ると困る老後資金を預けたい人、「預金と同じようなもの」と考えている人。
- 最低限確認すべきこと
- 生命保険であること(預金ではない)
- 円から外貨、外貨から円に替えるときの為替手数料
- 早期に解約した場合の解約控除
- 為替が円高になった場合の円での受取額
当カテゴリーの記事は、個別の金融商品の購入・売却を勧めるものではありません。
目次
どんな人が困りやすいか
定期預金の満期や退職金の受け取りで銀行を訪れた人、特に高齢の人です。「預金より利率が高い」「相続対策にもなる」と勧められ、生命保険を契約したと認識していないこともあります。
仕組み
外貨建て保険は、払い込んだ円を米ドルや豪ドルなどの外貨に替えて運用し、保険金や解約返戻金を外貨で計算する保険です。外貨の金利が円より高いときは、円の預金より高い利率が示されることがあります。
料金の内訳
支払総額 =
- 契約時の費用保険料から差し引かれる費用
- 保険関係費・運用関係費保有中に差し引かれる費用
- 為替手数料(円→外貨)保険料を外貨に替えるとき
- 為替手数料(外貨→円)保険金・解約返戻金を円で受け取るとき
- 解約控除一定期間内に解約すると差し引かれる
- 為替変動による差円高になると、円での受取額が払い込んだ額を下回ることがある
注意すべきポイント
- 「預金」「積立」など、保険であることが分かりにくい説明
- 外貨ベースの利率だけを示し、円での受取額の例を示さない
- 為替手数料と解約控除の説明がない
- 高齢の人に、家族の同席なしで高額な契約を勧める
良心的な販売会社・担当者の見分け方
- 生命保険であること、元本割れの可能性を最初に説明する
- 円高になった場合の円での受取額を、例で示す
- 家族の同席を勧める
- 保障の必要性を先に確認し、運用だけが目的なら他の方法もあると説明する
契約前チェックリスト
契約や支払いの前に、ひとつずつ確認してください。
0 / 7 項目を確認済み
チェックはこの端末のブラウザにだけ保存され、運営者には送信されません。
代替手段
- 保障が必要なら、保障のための保険を別に比べる
- 運用が目的なら、費用の分かりやすい商品と比べる
- 数年内に使う予定のお金は、預金のまま置いておく
困った場合の相談先
生命保険相談所
一般社団法人 生命保険協会生命保険(外貨建て保険・貯蓄型保険を含む)の契約に関する相談・苦情。
電話番号・受付時間は公式サイトで最新情報をご確認ください。
金融サービス利用者相談室
金融庁0570-016811(IP電話等からは 03-5251-6811)
受付:平日 10:00〜17:00
預金・保険・投資・貸金などの金融サービスに関する相談・情報提供。
情報確認日:2026-10-22
消費者ホットライン
消費者庁(最寄りの消費生活センター等につながる)契約・購入のトラブル全般。どこに相談すればよいか分からないときの最初の窓口。
電話番号・受付時間は公式サイトで最新情報をご確認ください。
情報源
- 国民生活センター国民生活センター「外貨建て生命保険の相談が増加しています!」(2020年2月20日公表) 確認日 2026年10月22日
- 国民生活センター国民生活センター「保険商品の銀行窓口販売の全面解禁から10年を迎えて-新たに外貨建て保険のトラブルも-」(2017年12月21日公表) 確認日:記事の情報確認日を参照
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