調査レポート 案件012生活設計重要度 1:知っておくと安心

意志に頼らない貯金の仕組み:先取りと口座分けで「使ってよい額」を決める

旧サイトで反響の多かった貯金システムの記事を改修。高額な契約を急がずに済むための生活防衛資金の作り方を、計算式とともに説明します。

更新
公開
2021年7月18日
情報確認日
執筆
黒サギ(調査担当)
確認
確認者のレビュー待ち
読了目安
約2分

結論まずここだけ読めば大丈夫です

すぐ契約してよいか
貯金のための金融商品や有料サービスを、急いで契約する必要はありません。まず口座の分け方と金額を決めます。
比較が必要か
積立や保険を勧められた場合は、手数料と解約条件を普通預金への積立と比べます。
必要な人
毎月お金が残らない人、急な出費のたびにカードの分割やリボ払いを使っている人。
不要な人
すでに生活費の数か月分の備えがあり、毎月の収支を把握できている人。
最低限確認すべきこと
  • 毎月の手取りと固定費
  • 先取りで移す金額と日付
  • 生活防衛資金の目標額
目次

どんな人が困りやすいか

「今月こそ貯金しよう」と決めても、月末に残った分を貯めようとすると、ほとんど残らない人です。貯金がないと、家電の故障や急な修理のときに比べる余裕がなく、高い契約やリボ払いを選ばざるを得なくなります。

仕組み

旧サイトで紹介していた考え方は、「残ったら貯める」ではなく「先に移して、残りで暮らす」です。

  1. 給料が入る口座(生活費用)と、貯金用の口座を分ける
  2. 給料日に、決めた金額を貯金用の口座へ自動で移す
  3. 生活費用の口座に残った金額が、その月に使ってよい金額になる

料金の内訳

ここでは「毎月の支出」の内訳として考えます。

支払総額 =
  1. 固定費家賃・通信・保険・サブスクなど毎月決まって出る費用
  2. 変動費食費・日用品・交際費など月ごとに変わる費用
  3. 先取り貯金給料日に別口座へ自動で移す額
  4. 年間の特別費帰省・家電の買い替え・更新料などを12で割った額

使ってよい額 = 手取り − 固定費 − 先取り貯金 − 年間の特別費÷12

貯金計画シミュレーターで、目標額に届くまでの月数を計算できます。

注意すべきポイント

  • 先取りの金額を大きくしすぎると、生活費が足りずにカードで補うことになる
  • 年に一度の出費(更新料・保険料・帰省など)を予算に入れ忘れる
  • 「貯金のため」と勧められる積立型の保険や投資商品には、途中解約で元本を下回るものがある

判断のポイント

  • まず生活費の数か月分を、いつでも引き出せる預金で持つ
  • 増やすことを考えるのは、その後でよい
  • 貯金の仕組みに、有料のサービスは必須ではない

契約前チェックリスト

契約や支払いの前に、ひとつずつ確認してください。

0 / 6 項目を確認済み

チェックはこの端末のブラウザにだけ保存され、運営者には送信されません。

代替手段

  • 銀行の自動振替(定額自動入金)を使い、追加費用をかけずに先取りする
  • 勤務先に財形貯蓄などの制度があれば確認する
  • 家計簿アプリを使わず、口座残高だけで管理する

困った場合の相談先

  • 消費者ホットライン

    消費者庁(最寄りの消費生活センター等につながる)

    188

    契約・購入のトラブル全般。どこに相談すればよいか分からないときの最初の窓口。

    電話番号・受付時間は公式サイトで最新情報をご確認ください。

情報源

  1. その他旧サイト記事「間違いない!貯金システムの作り方」(全面改修) 確認日:記事の情報確認日を参照

誤りや古くなった情報を見つけた場合は、情報提供フォームからお知らせください。確認のうえ更新日を表示して修正します。

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